今日は1月23日。
これは1年で2度しか無い123と数字の並ぶ日にちなのであります。
然してこう云う日は何かにかこつけて特別に思う様にするのが私の過ごし方であります。
…ちなみにこの画像は私が勝手に作ったオリジナルキャラクターの日めくりであります。
玄關に飾ってありますが、こうして1日1日が訪れるのを實感すると1年間に味わいが生まれてくるものでございます。
ただ漫然と1年を過ごしていくのは余りにも勿軆無い事でありますれば、こうして1日1日を意識して過ごしている身の上でございます。
特別な事をする日
この1月23日と云う日は歴史を辿れば八甲田山の遭難事件(明治35年)があった日として個人的に有名な日に思っておりますが、何せ1年間に2度しか無い「123の日」の日として特別な思い入れがあるのでございます(次回は12月3日)
こうした1日をただ普通に過ごしてしまうのは余りにも惜しい氣が致しますものでございますので、何か特別な事をして過ごしてみようと思うのであります。
そこで今日は週ハナにも關わらず、近所の居酒屋で一杯やっておりました。
これはそこで愉しんだスズメの焼き鳥と豚レバーともつ煮を肴に日本酒を一杯やっているところです。
スズメの焼き鳥は私の大好物でパリパリとして旨いものです。
今日では出してくれるお店も少なくなりましたが、今でもこうしてやってくれる店を幾つか知っていると日常を樂しく過ごす上でとっても有意なものでございます。
ちなみにこのお店はジビエの料理を出してくれる数少ないお店でございまして、私の好物のカエルやらコオロギやらナマズやら何やらを出してくれる非常にありがたい呑み屋でございます。
今回はたまたま入荷していたワニとカンガルーを食してみた次第でございます。
旨いんですよ。本當に…!
こう見えても地元の友人からは「バキュームさん」とか「ゲテモノ屋さん」と呼ばれる位に美味しいと思った物は何でも食べる習性があるものでございましてクマやらムカデやらマンボウやらサソリやらを食べてきたものでございます。
こう云った物は結構旨くて酒に合うものなのです。
記念日を設けてみる
…さてそんな事でございまして、今日と云う日を特別に思っている次第でございます。
他にも自分にとって特別だと思う日を幾つか持っているものでございます。
日常・世間一般としては、かの『不思議の国のアリス』宜しく「何でもない日」として過ごされている日でも自分にとって特別であればそれは立派な「記念日」なのであります。
例えば自分の誕生日などを思い浮かべれば解り易いかもしれません。
こうした自分だけの「記念日」を持っておくと日々を過ごすのが樂しくなるものでございます。
〽今日は何の日?フッフ~♪
その昔、お昼にやっていた番組でこう云うコーナーが有ったのを覺えておりますが、1年365日、特に何か無くとも自分だけで樂しめる日を幾つか考えておくと日々を過ごすのも樂しくなるものでございます。
例えば…
11月26日。
これは「良い風呂の日」として今や日本中の風呂好きに認知されつゝある日にちでございますが、この日に何かお風呂に關して特別な事をしてみるものです。
お風呂の繪 - 一人を楽しむブログ (hatenablog.com)
當ブログでも愉しませて戴いておりましたが、つい最近ではこう云う物を作って「良い風呂」の日を愉しんでおりました。
銭湯でお馴染みの「松竹錠」を手に入れてこうしたDIYを愉しんでおりました。
つまりはこうしてその日に因んだ何か面白い事を思い浮かべるのが肝要でございます。
また別の日では11月29日。
この日は「良い肉の日」なので久々にステーキを焼く事に致しました。
こう云う特別な献立を出す日としてこの語呂合わせは面白いものです。
更に前回の「123の日」となった12月3日は…
こうして「ついうっかり賈ってしまった赤提灯」を出しておうちで一杯…。
演歌を流して味わうそれは眞に格別のひと時…。
折角の「記念日」ですから何かやる様に致しております。
勿論、季節の節目も大事に祝っております。
こうしてその時に応じた「特別メニュー」で食卓を彩ります。
イマドキの日本人に足りないものとはこう云った事ではないかと個人的に思っております。
同じ様に正月や節分も愉しむのが宜しかろうと存じます。
はや立春になりぬれば… - 一人を楽しむブログ (hatenablog.com)
謹賀新年 - 一人を楽しむブログ (hatenablog.com)
はや七草も過ぎぬれば… - 一人を楽しむブログ (hatenablog.com)
こうした「年中行事」を自分なりにやってみると中々面白いものです。
同じ様に自分だけの「記念日」と云うのを設定してみます。
この日は私が一人暮らしを始めた日として毎年大事にしている日なのでございます。
365日の内の大事な日
1年間、1日1日は何の問いかけも無く過ぎていくものです。
然らば、その日々を少しでも樂しく過ごすには自分から語り掛けるしかないのであります。
即ち、自分にとって大事な日、注目すべき日、或いは数字の語呂合わせ等、何でも良いので何か1年の内に「特別な日」を設けてみるとただ日にちが過ぎ行く1年でも樂しいものです。
古くは平安貴族が同じ様な事をして色々に有意義なひと時を過ごしていた様に、現代でもそれが可能だと思っております。
日本人とは誰しも時節を樂しむ事が出來る民族だと思っております。
勿論、何か特別な事を行うにはそれなりに手間がかかるものでございますが、今日の様に特別な気持ちで居酒屋に入り「鳥渡一杯」やるだけでも充分「特別なひと時」になるのだと思います。
なぜならば、自分にとって今日と云う日が特別であれば、何氣無い取り組みでも心に何かを投げかける事があるかもしれないからです。
それが大事なのです。その投げかけたものを大事に取っておくものです。
いつかきっと樂しかった思い出として、今日を生きる力になる事だと思います。
何の日がどう特別なのかは人それぞれです。
さすれば即ち、自分だけの「特別の日」を持っても良いのであります。
誰が何も思わなくても、この日が自分にとって思い入れが出來ればこんなに樂しい事はありません。
1年とはこうして過ごすと案外面白いものです。