色々やっていたら日附けを越えてしまいましたが昨日の事…。
折角の七草なので私も例に漏れず七草粥を作りました次第。
正月のおせちで僅かに残った食材も一掃であります。
本來、七草粥には「正月で酷使した胃腸を休ませる」と云う不文律が存在する様ですが、それにも関わらず酒を煽っております。
七草ですからね、仕方無いね。
玄関先に飾ってあった正月飾りや鏡餅の飾りは今日、地元の氏神様へ奉納して參りました。
やはりそう云うトコロはいつの世にも大切にしたいと考えて居ります。
私の作る七草粥は當然、唯一の例外を除き七草以外の食材を入れないのでありまして、その味附けもだしの素に少々の塩と簡單にして味わいを樂しめる様にしております。
兎に角、適量の水と共に材料を鍋に入れて火に掛けるだけです。簡單で實に宜しいのです。
お粥に作り方なんてのは有りません。
お粥はもっと自由なものです。好きに作れば良いのです!
昔から七草粥には餅を入れております。
先の新年の御挨拶で述べました通り、時節時節を愉しむ事はお一人様を愉しむ上で實に重要なものであると考えて居ります。
差し當たって何も愉しむものが無くとも、こうした事は一年を通して存在しているのでありますから、少々面倒でも何かしら意識してお過ごしになると面白い事があるかもしれません。
そもそも、一人だからと云って何も愉しむものが無いなどと云う事は有り得ないのであります。
愉しみなど特に自分が何もせずとも幾らでも転がっているのであります。ただそれに気附かないだけであります。
幸いな事に、この國には色々な年中行事が有りますので、それらに目を向けてみるのも宜しいかと存じます。
その行事について興味がありましたら詳しく調べてみるとまた新たな發見が有り、心豊かなひと時を過ごせる事もあるでしょう。
或いはそうした事はお一人でなければ中々にして愉しむ余裕の無い事かもしれません。