一人を楽しむブログ

孤独ならぬ御一人様を愉しむ為の備忘録。

はや新年も明けぬれば…

あけましておめでとうございます。

お題「リラックス法」

お題「わたしの癒やし」

お題「昨日食べたもの」

お題「我が家のここが好き」

お題「ささやかな幸せ」

 

慎んで新年のご挨拶を申し上げます。

平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

本年も何卆よろしくお願い申し上げます。

 

 

さて、正月も元旦を過ぎ2日となりました。

概ね新年を迎えて落ち着くのがこの位の時間なのです。

元日はおせち料理を作ったりだの實家で何だかんだコマゴマした事をしてだので毎年忙しく過ごしております。

 

然して慌ただしくもいつもの様に新年を無事に迎えられた事を心より感謝致しております。

いつもの様にいつもの元旦を迎える

…と云う訳で今年も年明け早々に色々と樂しんで參ります。

今年は曜日の都合もあり七草迄休めると云う夢の様な正月休みを満喫すべく、まずはその出だし、新年を迎える事をば全力で愉しむ事に致すのであります。

今年の初日の出

朝も6時半に起きてこうしてご來光を拝みます。

今年は雲一つ無き晴天。誠に見事な美しい初日の出でありました。

東京のビルの間を窮屈そうに上って來る朝日はその光の筋を幾重にも廣げ、辺りを照らし出すにつけ、それは見事なものであります。

それは恰も旭日旗。私の部屋の玄關にも大切に飾ってございます。

値上の新年、されど豪華に

昨今色々な物の値段が上がっておりますが、それは正月用品も例外ではなく、私も一聯の正月の費用を計上するに實に14,000圓もの出費を致していたのでありました。

されど年に一度の慶事にて、日頃節制していたものを遺憾なく發揮するのであります。

 

眞の贅澤とは日頃如何に慎ましく過ごすかによっていざ出費する際は惜しみなく行うものだと思っております。そのどちらかが欠けても面白くないのです。

物の値段が上がっても我々の身入りが増えない碌でもない社會でありますが、私はささやかに抵抗致している次第でございます。

初湯

先ずは初日の出を見て冷えた軆をこうして温めるのであります。

贅澤とは心の勞いの一つの手段に過ぎません。従って朝入るこの初湯も贅澤なのであります。

お風呂場の壁には正月に相応しい富士山のフィルムを貼り附けます。

何年か前のカレンダーに附いていた繪も役に立つものです。

温泉の素に入浴時に愛用している防水のウォークマンから流れる名曲『春の海』は正月氣分を一層に高めてくれます。

お風呂に入っている時に聴くそれはまさに至高のひと時…。

今年のおせち

お手製の囲炉裏に所狭しと献立が並びます。今年のお品書きが以下の通りです。

 

伊達巻・小肌の粟漬・栗きんとん・ハム・黒豆・昆布巻き・紅白なると・田作り・筋子数の子・鯨のベーコン・マグロと真鯛の刺身・ゆり根の素揚げ・チーズの味噌漬け・笹かまぼこ・菜の花の辛し和え・手作り雑煮

 

そして戴き物の日本酒に食前酒として去年の年末に行った山形の旅行で賈っておいたサクランボ酒を戴きます。

船盛容器は便利です

6年前にフリーマーケットで500圓で賈っておいた船盛の容器は正月に大活躍です。

やはりこう云う物に入れると出來合いの品物も豪華になります。

器物の効果とは素晴らしく、近年の日本人が忘れてしまったものは或いはこう云う所に在るのではなかろうかと存じます。

器を愛でて料理を愉しむ。これも贅澤です。

元旦に日の丸を!

手作りの日の丸も大事な物です。

こう云う所でも飾ってみるのが一つの贅澤です。

そしてまさかの赤提灯

去年、合羽橋で(ついうっかり)賈ってしまった赤提灯。

防災用のLEDランタンを中に入れて燈せばこの通り。

お部屋を彩るアクセントとして今では晩酌の際は欠かせません。

晩酌に赤提灯

2,400圓で購入した赤提灯。ここに正月に相応しい筝曲のアルバムを流します。

こうして呑むと部屋での一杯がとても豪華に感じます。これも贅澤です。

今宵のスター達

大事な酒は大切な日にこそ呑むものです。

山形縣某所を旅行した際に賈ってきた杉のぐい吞みが活躍します。

ほのかに香る杉の香りは酒を旨くするのです。これも一つの贅澤と云うものです。

これからの時代、一家に一つ赤提灯

嘗ては色々な呑み屋を渡り歩いたものでしたが、この忌々しい傳染病のせいでそれも叶わず。

されどもこうして自室内でも氣分を味わう事が出來るのが贅澤と云うものだと思います。

こうして柔らかな温かい光に照らされて今宵の酒もまた一段と進みます。

旨し旨しなかなか。

戴き物の笹かまぼことチーズの味噌漬けも酒席を盛り上げる大事な立役者です。

新年に乾杯!

令和5年、皇紀2683年は來たれり。

さあ祝いましょう。

日常のすぐそこにこそ贅澤を…

正月と云う事で多少の出費はあったものの、ほんの少し工夫するだけで贅澤なんてのは幾らでも出來るものだと思います。

要は心の榮養の様なものでございます。

私のお氣に入りを少しずつ揃えていけば容易な事です。

一年の計は元旦にありと申しますが、元日の1日、これだけでも私はとても幸せなのであります。

今年1年が良き年であります様、心よりお祈り申し上げると共に、今この記事をご覧になってくださっている方々のご多幸を眞に希望致します。

食後のデザート。大事です。

やはり冬場は熱いお茶に蜜柑の組合せ。…そして少々麥落雁をば………。

こう云うひと時、ホッとするのもまた贅澤でございます。

追伸

この記事が丁度通算111個目になる様です。

まさに新年に相応しい数字の並び。とても幸せな事だと思います。

ここまでやってこられたのもご覧になってくださる方々のあってこそ。

心より感謝申し上げます。