昨日は俗に言う七夕の日でありました。
私も例外ではなく笹に短冊を飾って夏の風物詩を愉しんでおりました。
玄關に飾ってある造花の笹を1本シッケイしてバルコニーの片隅に飾ってみました。
實にシンプルでありますが、これだけでも閉塞的な日常に於ける一服の清涼剤になります。
バルコニーには蚊が飛來するのでコレが今年も大活躍です。
折角の夏なのでこう云う小さな調度品も少々用意してみると、それだけで雰囲氣は一層盛り上がります。
蚊取り線香のほのかな香りはこの時期の癒しでもあります。
何でもない事の様でありますが、たったこれだけでも一人を愉しむ「素」になるのです。
折角だから年中行事を愉しむ
こう云う年中行事に目を向けてみると面白いものです。
漫然と1年間を過ごす事は或いは凄く勿体無い事なのであります。
昨今は傳染病で色々な樂しみが無くなってしまったので、こうして自宅で一人でも出來る樂しみを工夫してみる事がとても有用になってきます。
出來ない事に對して文句を言ってばかりではツマラナイのです。
何か樂しみを探す方が余程面白いではありませんか。
こうしてみると1年は正月に始まり、わが國には春夏秋冬色々な年中行事があるものでございます。
これを無駄にする手はありません。
自分なりに一寸した氣分を味わってみるのも惡くないものです。
また一人で居ればこそ、その愉しみ方も自由自在です。
自分の時間と空間を大いに愉しむ一つの方法が「年中行事」なのかもしれません。
兎に角、面倒がらずに小さな事でもやってみる事です。
…ちなみにこの短冊ですが、實は近所の神社で配布された物を使っておりました。
そして七夕が過ぎた今日、この自室で愉しんだ短冊を神社へ納めに行って參りました。
神社では7月11日迄こうして笹を出している様です。
私の願い事を書いた短冊もこの中の一つとなりました。
私の書いた願い事は「心願成就」と「國運隆盛」であります。
こうしてお參りをしてみると、なんとも心が清々しくなるものです。
昨今何かとストレスばかりが大きくなりがちな社會でありますが、それでも心の静養を如何でかすべしと思うのであります。
まだまだ夏は始まったばかり。梅雨すら明けておりません。
さて、こんどは何を愉しもうか…。今から樂しみです。