一人を楽しむブログ

孤独ならぬ御一人様を愉しむ為の備忘録。

オール1の良い日

今日は11月11日。

一年で最も多くの1が附く日にちであります。

然して11を「良い」と讀みますれば、良いが2つ。

折角1年に1度の事ですので今日と云う日を「良い日」と致しましょう。

11月11日に…

自作の日めくりも綺麗どころ揃い

今日はオリヂナルキャラクターの日めくりが丁度全部女性になったのであります。

折しも仕事が入ってしまい休日出勤でありましたが、こうした機會を樂しむのもまた一興であります。

 

この日めくりは月と日に依ってこの様に女性が揃ったりキャラクターの向きが揃ったり、衣装が揃ったりと月に数度は何かが揃う様に出來ておるのです。

この些細な「揃い」を樂しむと出勤する際に玄關に掛けてある日めくりを見るだけで少々の清涼を得られるものであります。

 

今日は1が4つ並ぶのを視認するに當たり、鳥渡だけ氣持ちも樂しげになるものでした。

この鳥渡した事の積み重ねが或いは日々の享楽を得る原資になり得るのではなかろうかと存じます。

1は始まり

今日は自分で勝手に「良い日」と決めたので、何かこう特別な事を致そうと思った次第。

仕事から帰って參りましたるところ、オモムロに衣類ケースを開けて衣替えなど致しました。

11月も半ばに差し掛かろうとしているのに未だに夏服で活動しております。

今年は本當に異常な氣候であります。

しかし思い出したかの様に寒さも増して參りましたので、冬服を出すには丁度良い頃合いではなかろうかと存じます。

 

然して衣替えもこの「良い日」に行うのであるからして1と云う始まりの数の並ぶ日に謂わば「驗担ぎ」の様に行うのでありました。

縁起の良い事を

古來、日本人にはこの様に「驗を担ぐ」と云う文化があります。

信じるか否かは人それぞれでありますが、こう云うのは程々に愉しむと日々が意外と面白くなるものだと思います。

迷信と捨てきってしまうのは簡單ですが鳥渡だけ自分なりに愉しむのもまた面白いものです。

 

私はこう見えても非常に面倒くさがり屋なので或るきっかけが無いとなかなか動かないところがあります。

衣替えも然りであります。

 

「いつやるの?後でしょ!」

…先延ばしは、よくある事です。

 

そうした時に、おあつらえ向きにやって來た11月11日。

普段、後でやっても結果が同じと明らかな事はギリギリまで先延ばしにする惡しき習慣のある私でも何か捨て置けない好機が到來すると、すかさず動き出す習性があります。

このメリハリが或いは自由氣儘なお一人様の生活に於いて大事なのかもしれません。

 

どうせ、いつかやるのですから自分にとって樂しい氣分の時にやるのが私の「ポリシィ」なのであります。

その好機がまさに今日と云う日だったのであります。

ふぃふぃふぃふぃふゅ~~~~~(汗の出る音)

 

 

 

<記事全文1111文字也!!>

特別な場所の事・後篇

私はどうも旅行等に行くと何故かどうでも良い様な道とか何でもない場所をよく寫眞に納める様なのです。

謎の寫眞

よく一緒に旅行に行った友達と現地で撮った画像をシェアするのですが、私の画像にはみんながよく撮る様な有名な観光地の他にこうした「何でもない場所」が幾つもあり友人からは「どうしてこんな場所撮るの?」と疑問に思われた事もしばしばあります。

 

勿論名所や観光地の寫眞も撮るのですが、そう云う寫眞は謂わば誰でも撮る様なもので「どこにでもある寫眞」に思えるのであります。

旅の一コマ

前回、自分にとって特別な場所の事を書きましたが、私はどうも至る所にそれがありそうなのです。

旅行は勿論、近所を散歩に行っても、何故かこう云う寫眞を澤山撮るのであります。

何でもない場所

別にそこが何か有名でもなければ町のごくありふれた風景なのでありますが、ふと見ると立ち止まって何やら思うところがあるみたいなのです。

何をどう思っているのかは自分でもよく解りませんが寫眞を撮る以上は何かの感性に訴えるものがあるのではなかろうかと存じます。

氣が附けば「特別な場所」

こうした場所には何か自分にとっての特別なものがあるのかもしれません。

故にこの日常ふと通りかかった色々な場所が自分にとっての「特別な場所」になり得るのかもしれないのです。

只の道路です

勿論、こうした場所は初めて訪れる所ばかりです。

そして單に視界に入る風景ではなく「その場全軆」が何やら居心地が良かったり、或いはどこか懐かしかったりと不思議な感覺がするのであります。

田んぼとあぜ道

斯くの如く、氣が附けば色々な場所が「特別な場所」に思えてくるのであります。

何でもない風景で癒される

よく非日常を感じたくて旅行に行かれる方は多いかと存じます。

勿論、私もそうです。旅の空はその非日常から心を躍動させるものです。

しかし、日常の風景の中にも實はそれが色々な場所に紛れ込んでいるのではなかろうかと存じます。

ふと見上げれば不思議な光景

こうしたものに氣附けると何かと生きづらい世の中に在っても心が和み、色々に癒されるものだと思います。

これ即ち、幸せと呼べるものではなかろうかと存じます。

風が通り抜ける小路

そう考えると色々な場所で何やら特別な感じを持てるのであれば、その分「何でもない場所」でもより多くの幸せを感じる事が出來るのかもしれません。

いつか海で撮った想い出の一枚

これが多幸感を持って生きると云う事なのかもしれません。

世の中には色々に厭な事で溢れかえっていますが、そんな中でも氣附きにくい場所で或いは気持ちを癒せるのかもしれません。

そこには何かと充實した日々を過ごすヒントが隠されている事でしょう。

今日もどこかで「特別な場所」を

まだ見ぬ地にもこうした場所は幾らでもあるでしょう。

無論、近所でも探してみれば色々と見附かる筈です。

何氣ない散歩でも日々の移動でも何でも良いのでふと目に入った景色から何か特別なものを感じられる様にするとそれだけで毎日が樂しくなるものだと思います。

それもまた「氣儘なお一人様」を満喫する一つの方法なのでしょう。

續く…

 

特別な場所の事

はや彼岸も過ぎぬれば9月も愈々御終いになるにつけ秋は尚遠く、残暑の感は未だ強き事と思へる今日この頃でありますが、皆様如何お過ごしでしょうか。

 

さて、漸くの事でこのブログの記事も當記事を以って123番目と相成りましてございます。

この記念すべき数字の記事に斯くは表題の件を執筆する次第。

今回は私の大事なものにつきまして少々述べていくのであります。

特別な場所とは

是即ち讀んで字の如き意味にございますが「自分にとって何か特別の感情を思い起こす場所」と致している次第でございます。

それは多分に「思い出のある場所」「自分の落ち着ける空間」或いは「深層心理に在る景色」等色々にございますが、今日ではこれがあると思いもよらぬ助けとなる事がしばしばある様に思えます。

 

身近な例では何かで疲れた時や氣持ちをリフレッシュしたい時等に、その場所に行くと特に効果的であり不思議な力が湧いてくる事があるのです。

そうした場所を持つ事が幸福な日々を送る一つの方法なのかもしれないと思わずにはいられません。

「特別な場所」へ行こう

私にも一丁前にそうした場所はあります。

その多くは「昔からの思い出の多い場所」でありますが、しばしばそこを訪れる事があります。

その度に心身の疲れの癒える心地を覺えるのであります。

思い出の場所

これはその内の一つ。

千葉縣某所でございますが、私の思い出の場所であり自分にとっての「特別な場所」なのです。

 

子供の頃によくここで遊びました。家族旅行で毎年の様に來ていた場所です。

その樂しかった思い出がこの場所に來るだけで鮮明に思い出すのです。

今も當時と変わらぬ場所が在り、まるで時間が止まったかの様な錯覺がして恰も懐かしい昔へ戻って來た様な氣さえ致します。

不思議な感覺に見舞われる場所

ただそれは單に懐かしいと云うだけではなく、色々に不思議な感情を抱くものであります。

それは時を重ねる毎に強くなるもので懐かしさと非常に似てはいるのですが、それとはまた違う心の安らぎを覺えるのであります。

その空間の全てが自分の中を突き抜けていく

視覺によるものだけではなく、その空間の全て、匂い、音、空氣、凡そそこに在るもの全てが自分にとって特別に思えるのです。

それはひとえに樂しかった昔を懐かしむ心に密接に關係しているのかもしれませんが「この場所にしか無い何か」を感じている事に他ならぬと思います。

それを感じ取る事が非常に重要な事なのかもしれません。

あの時から今日までずっと存在していたのに忘れていた場所

この場所は今夏久々に訪れてみたのでありますが、遠い昔にお別れをしてから随分長い間、忘れ去ってしまっていた場所でもあります。

それは即ち一時的ではありますが自分の中から抹消してしまった場所である事に変わりません。

しかし、その場所は現にこうして今迄存在し續けていたのです。

それもほとんど姿を変えていない場所もあります。

そこへ身を置く刹那、自分の中で失われていた場所が蘇ってくるのです。

この瞬間に不思議な感覺を覺えます。

戻って來た

少々大袈裟かもしれませんが、ふと二度と會えなくなった大切な人が突然戻って來たかの様な形容が相応しかろうと存じます。

そう、私にとって特別な場所とは斯くの如くかけがえのない存在であるのです。

二度と見る事の出來ないもの

しかし乍ら、中にはとうの昔に姿を消してしまった場所も幾つかあります。

そしてそこはもう、どんな事をしても實際に立ち入る事が絶對に出來ぬものなのです。

数年前に取り壊された公園

これは近所に嘗て存在した公園です。

ここも子供時代の思い出が澤山詰まった「特別な場所」でした。

残念乍ら今は存在していません。この場所には「超ハイカラな分譲マンション」が建っています。

在りし日の景色をキャメラに納めていたのでありますが、時間旅行が出來ぬ限り、もうこれはどんな事をしてもこの景色のここに降り立つ事は絶對に出來ません。

 

しかし現に存在しなくても心に残す事は出來ます。

それを以って時々思い出してみると、少々寂しくもありますが不思議な温かさに満ちているものだと思います。

たとえもう存在しなくてもこの「特別な場所」は間違い無く在るのです。

時間と空間

高級な酒の様に「特別な場所」とは時間が精製するものなのかもしれません。

初めて訪れたその時は然程ではなくても時を經ると違った風に感じる事は往々にしてあります。

これがこの「特別な場所」の妙味ではなかろうかと存じます。

子供の頃によく遊んだ場所

例えばこの場所などは至って普遍的な公園です。何ら特殊な部分は見當たりません。

しかし自分だけの時間の流れがこの場所を私にとっての「特別な場所」にしたのです。

不思議な場所

また、一目見て忘れ難き場所も當然あります。

この時に感じた或る種の「インスピレヰション」と云うものもまた時を經ると不思議な味わいを持つものでございます。

説明出來ない何かを感じた場所

これはなかなか人に説明するのが困難なものです。

自分にしか持ち合わせていない感覺や感受性が大きく影響しているのだと思います。

明確な記憶でなくとも、自分にとってどこかに何らかの形で存在し續けた場所なのかもしれません。

自分だけの寶物に

これら「特別な場所」は観光案内等に掲載されている所もありますが、多くの場合そこから不思議な感受性を得られるのは自分と(…と、それに關係した一部の人物)だけです。

自分だけにしかない時の流れや出來事があるからして「特別な場所」たり得るのだと思います。

従って自分以外の者にとっては何ら特別でない場所である事もしばしばあります。

只の道路です

この何の変哲の無い道路ですら私にとっては「特別な場所」なのです。

詳しく申せば画像向かって右側の駐車場が昔、祖父と祖母が住んでいた家だったからです。

 

この様に人によってこの「特別な場所」とは十人十色でございまして、様々な所に様々な人の「特別な場所」が存在しているのだと思います。

そしてそこから感じ取るものも人それぞれです。

 

しかしそれは須らく「自分にとって素敵な場所」でありたいものです。

それは出來るだけ樂しく、そして素晴らしい思い出の在る場所、乃至不思議な作用で自分の氣持ちが休まる何かが存在する場所である事が非常に望ましいのです。

 

然して、そう云う場所を1つでも持っている事はとても幸せな事だと思うのであります。

そこに赴けば確かに今も在る場所であれば尚の事です。

 

そうしたものはたとえ日常どんな些細な場所であったとしても大切に思い續けていきたいものだと思います。

いつかそこが無くなってしまっても自分にとって何か特別な時間が過ぎていったのであれば、またその時の流れを愉しむ事も出來ましょう。

 

イマドキは人々の心はどんどん荒み、また貧しくなっていくものです。

そんな中を生きていかねばならない身の上でありますれば、この「特別な場所」が何かの役に立つ時があるのだと思います。

それは恰も、かの有名なゲームの様に…

後半へ~續く!

オリヂナル甘酒作り

前回の記事にて、この夏の厳しい暑さを乗り切るために甘酒を愛飲している旨を書きました。

 

この夏はこれで乗り切る - 一人を楽しむブログ (hatenablog.com)

 

この折は市販の甘酒を賈って飲んでおりましたがこの程、酒粕を賈って自作するに至りました。

そして色々に鋭意研究中でありましたが、遂にオリヂナルの甘酒を完成させたのでありました。

製作工程

〽かぱっぱ♪るっぱっぱ♪

まずは何と言っても酒粕です。

勿論國産。かの黄桜です。

名脇役の皆さん

そして味附けに使う材料一式です。

通常は砂糖を使うところでありますが、ここでは沖縄産の黒砂糖の他にカナダ産の蜂蜜、そしてクエン酸を使います。

どれも疲勞恢復に効果のある物ばかりです。

練れば練る程、色が変わらないけど………美味いっ!!

まずは酒粕に少量のお湯を加えてよく練り合わせます。

そのままお湯に溶かそうとするとダマになってしまうので滑らかになる迄こうして練っていきます。

お湯を加えて溶かす

そこへお湯約700ml程を加えて弱火で加熱し乍ら酒粕を溶かしていきます。

蜂蜜を投入

酒粕が概ね溶けたら蜂蜜約80グラムを加えてよく溶きます。

蜂蜜が解けたら砂糖大匙3~4杯とクエン酸小匙1杯程度を加えます。

弱火で煮詰める

あとはよく混ぜ乍ら弱火でじっくりと煮ていきます。

材料を完全によく溶かすのです。

決して急騰させずにじっくりと熱を加えていくのが美味しく仕上げるコツの様です。

ラベル作り

その間にラベルを作ります。

カレンダーの裏にマジックで書いた、ごく簡單な物です。

瓶に入れて完成

ひと煮立ちさせ、粗熱が取れたら一寸お洒落な瓶に入れてラベルを貼附ければ完成です。

折角なので、こう云うところに少々手を加えてみると面白いのです。

 

この瓶は戴き物の黒糖焼酎が入っていた物です。

こう云うのは洗って再利用すると、なかなかに面白く便利なのです。

特徴

このオリジナル甘酒の特徴は、まずその風味にあります。

普通の甘酒と異なり酸味が効いているカルピスの様な甘酸っぱい味が特徴です。

 

強いて言えば、カルピスの日本酒割りの様な感じです。

勿論甘酒なのでアルコールは入っておりません。

夏の風物詩と共に…

冷蔵庫でよく冷やして戴きます。

折角なので心太と梨を一緒に出しました。

ちなみに私は心太は黒酢からし派です。

江戸の昔のファイト一發!!

暑い日にグビっと一杯やれば氣分もスッキリ、軆もシャキっとします。

夏に必要なのは榮養と水分と風情なのであります。

 

酒粕は發酵酵母をはじめとして蛋白質アミノ酸、ビタミン類の榮養に富んでいます。

しかも酒粕を使った甘酒作りは比較的容易であり、鍋1つで手輕に愉しむ事が出來ます。

更に各々工夫を凝らせばより巾廣くオリジナルの甘酒を作る事が出來るかと存じます。

 

疲勞、ストレスの多い現代社會だからこそ、酒粕や甘酒の魅力が今一度見直されるべきなのかもしれません。

クエン酸について

この甘酒作りに使ったクエン酸は以前、牛乳を乳酸菌と一緒に煮詰めて「カルピスもどき」を作った際や戰時中の史料からヒントを得たオリジナルカクテル「航空元氣酒」を作った際に使っていた物です。

疲勞恢復に効果が有り、蜂蜜や砂糖と混ぜて水に溶かすだけで即席の特製ジュースが出來るのです。

その他お掃除の際に油汚れを落とす用途でも拝借した事があります。

戰時中の榮養ドリンク

鳥渡ひと休みに元氣酒! - 一人を楽しむブログ (hatenablog.com)

 

何かとお一人様の生活を支えてきた、有ると便利なスーパー酸味料です。

食用の物は藥局やドラッグストアで手輕に入手出來ます。

私も大瓶で賈って、いつもお世話になっております。

余談

以上、記事の内容とは全く關係の無い事でありますが、實は今日8月18日は「私のお生まれあそばした日」でございまして、これを称して「誕生日」と言うのであります。

おかげ様で今日迄生きて參りました。

 

〽私は今日迄生きてきました♪

明日からもこうして生きていくだろうと~♪

 

…とか歌いつゝ、クウラ様の効いた部屋で眠りに就く事に致します。

この誕生日に際し末筆ではございますが、當ブログをご覧になってくださる方々に深く感謝を申し上げたき次第でございます。

どうもありがとうございました。

お世話になった皆様へ

 

この夏はこれで乗り切る

はや7月も過ぎぬれば盛夏も愈々本番になりにける今日この頃ですが今年はこの尋常ではない暑さに、いさゝか參っております。

ここ数年で一番の酷暑ではなかろうかと存じますが、テレビ等では「殺人的猛暑」とか形容されている程でございます。

どうぞ皆様に於かれましては熱中症等充分にお氣を附けくだされゝばと存じます。

 

さてそんな暑さ厳しき折、毎年の事ですが夏を乗り切る為には少々工夫が必要でございます。

單に冷房を使えば良いと云うものでもない様であります。

クウラ様は暑さをしのぐ手段であると同時に軆調を崩す原因にもなるまさに「諸刃の劔」なのです。

クウラ様!!

この時期に活躍する自作の團扇には冷房を使い過ぎぬ様に戒めを揮毫しております。

花のお江戸の榮養ドリンク

兎に角、夏バテを防ぐ為に日頃の食生活を注意せしめたるところでありますが、最近になって殊更重寶している或る飲み物がございます。

それがこちらであります。

よく冷えた甘酒

暑さで參った時はこれを湯呑に一杯グビっとやると結構シャキっとするのであります。

私は昔から榮養ドリンクの類にお世話になっていたのですが、アレもアレで常用するのはあまり得策ではない様です。

殊に近年台頭してきた「エナジードリンク」の類は注意して服用せねばカフェインの過剰摂取になりかねないので、これに依存せぬ様に心掛けております。

 

そんな折に頼りになるのがこの甘酒でございます。

江戸時代は夏の風物詩であり、茶店や甘酒賣りが出すこの甘酒が人々に大人氣でございました。

 

時を隔てた現代でも、この甘酒は素晴らしく有用な夏の活力源なのであります。

甘酒今昔

甘酒は日本の傳統的な飲み物でありまして、古くは古墳時代にその起源を見る事が出來ます。

庶民にも氣輕に飲める様になったのは近世になってからであり、榮養豊富な甘酒は軆力恢復にうってつけであり、幕府は誰でも飲めて庶民の健康を守る為に1杯4文(現在価價で約100圓)に價段を抑えていた位でした。

また武士の内職として甘酒作りが行われていたとの記録も残っている様です。

 

その榮養成分は点滴と酷似しており吸収も早く、「飲む点滴」とも呼ばれている位です。

特にブドウ糖は朝の目覺めをスッキリとしてくれますので寝起きの朝一に冷蔵庫から取り出して1杯やると、これが非常にスッキリするのであります。

 

 

今は市販品(勿論國産)に頼っておりますが、今後は酒粕を購入の上、自作してオリジナルの甘酒を作ってみたいと目下鋭意研究中であります!

この樂しみがたまりません。

一つの物事で澤山愉しむのが、お一人様の極意!

さて、本日の夕食はニンニクたっぷりのポークステーキでした。

じゅーじゅーじゅー…!

鋳物のステーキ皿を使うと肉も一段と美味しく焼き上がります。

肉は塩・胡椒のみのシンプルな下味ですが、隠し味として密かに育てているローズマリーを香り附けに使います。

スタミナを附けよう!

ステーキはこうして氣取って食べるのが愉しみと云うものです。

夏の風情を感じ乍ら…

暮れ行く夕日に耳を澄ませば、蝉と風鈴の音。

蚊取り線香の香りも相まって遥かな遠い日々の懐かしさがこみ上げてきます。

暑い暑いと厭がらず、折角の夏を大いに愉しみたく思っている次第でございます。

おっと!せーのっ…!!

軆力を附けて明日も頑張りましょう…!!

夏はスタミナが命です!

夏の匂いの晩御飯

聯日の猛暑。

愈々夏も本番になりつゝある様でございます。

夏は私の最も好きな季節。然してこの季節を存分に味わう事がこの時期を樂しく過ごす秘訣と考えております。

夏の雰囲氣を大切に

かの有名な漫画映画の様に

夏になると必ずと言って良い程、テレビで放送されるあの映画の雰囲氣が多くの日本人の心に響く様に、夏には何か特別な思いがあるのです。

あの雰囲氣を日々の暮らしで感じ乍ら生活出來ると、それは樂しいものだろうと思うのであります。

出來る限りで再現して…

これだけでも夏はとても樂しいのです。

この樂しみがあればこそ、この季節を過ごすのが好きになるのだと思います。

いつかどこかで見た田舎の家をイメーヂして

酷暑の續く日々、氣力も低下して嫌氣の差してくる日常を如何に面白くするか、樂しく思える様にするかがお一人様の腕の見せ所でもあるかと存じます。

私はこの季節にこそ相応しい雰囲氣を以って夏を愉しむ事に致しております。

寝る瞬間迄、私の心は夏模様♪

それは恰も『少年時代』の様に…。

良い雰囲氣には良い匂いがする

幸福な事に日本には四季があり、日本人はその時々で色々な感受性を育んできたものです。

 

季節や天氣の匂いを感じる事が出來る。

季節の音を聴き取る事が出來る。

そんな當り前の様な事が實は日本人が會得した凄い能力である様です。

我々はこの素晴らしい能力を活かさない手は無いのです。

それが日々の暮らしの幸福につながるのでしたら尚の事であります。

 

そこで今回は「夏の匂いのする夕食」を主題に献立を作ってみる事に致しました。

囲炉裏に鐵板

先ずはいつもの様に自作の「囲炉裏」にカセットコンロを設置します。

そこへ去年合羽橋で賈ってきた鋳物の鐵板を置きます。

日本製の南部鐵器です。良い道具を持つと使う度に樂しくなれるものです。

 

蚊やり器のミニブタ君で蚊取り線香を焚いて窓際に風鈴を吊るして準備完了。

あとは肴として冷奴と枝豆とモズクの酢の物、そして少し形が崩れましたが近所で賈ってきたお好み焼きを用意します。

バターを敷いてイカを焼く

ジュージューと威勢の良い音がします。

こう云う物は自分で焼くから旨いのです。

麥酒が進む!

イカは唐辛子をまぶしたマヨネイズで戴きます。

夏の夕暮れ。この時期ならではの酒の樂しみです。

眞打登場

そして、お待ちかねの焼きとうもろこしです。

葉っぱを剥く際に持ち手の部分をうっかり折ってしまったのを氣にしてはいけない!

 

適度に焦げ目が附いたら醤油を上からかけます。すると、あの頃の縁日の匂いがします。

夏の日に嗅いだあの匂いが食欲をそそると共に、どこか懐かしい氣持ちにさせてくれます。

この匂いは蚊取り線香の香りと絶妙に調和し、あの夏の夕暮れ時に薄暗くなりつゝある茜色の景色が深層心理より鮮明に蘇ってくる様です。

 

日本の夏の匂いなのです。

この香りを嗅ぎながらの食事は本當に樂しいものです。

…ついでに余った箇所でニンニクを焼いて食べております。夏はスタミナを附けなくてはなりません。

良く冷やした日本酒を一杯…

あとは焼きナスでも出せば言う事無しだったのですが運悪くナスが無かった為、今回は見送ります。しかし、次にやる樂しみが出來ました。

以前旅行した新潟県某所の酒蔵で戴いてきたお猪口で酒を呑むと當時の旅情を思い出させてくれます。

暮らしの一時を愉しむ

今回は食事でありましたが、季節に應じてその雰囲氣を出來る限り愉しもうとすると毎日が面白くなります。

 

簡單なもので結構なのです。

最初は一寸空いた時間に蚊取り線香を焚いてバルコニーに出るだけでも夏はすぐそこに感じられます。蚊やり豚や風鈴など有ると尚結構です。

風鈴の音、蚊取り線香の香り、そして蝉の無く声…。

 

こうなると次に冷たい物が欲しくなってきます。

心太やスイカなど有ると最高ですが、ゼリーやジュース、アイスでも結構でしょう。

正しい夏の過ごし方

そうして徐々に樂しみを拡げていくと出來る事も増えて、いつの間にか心がウキウキするものです。

今回の私の食事も最初は野球中継を観乍らの罐詰と冷酒の晩酌から始まりました。

風鈴が加わり、蚊やり豚君が加わり、遂には囲炉裏で鐵板焼きなど始める様になったのです。

ささやか乍ら先日は七夕も…

こうしている間にも次は何をしようか樂しみで仕方がありません。

夏は私の最も好きな季節。

激烈な氣候と健康管理に注意せねばなりませんが、この時期ならではの樂しみを忘れない様にしたいものだと思っております。

御仕舞に…

トトロに出てくる昭和30~40年代をイメージして

暑中お見舞い申し上げます。

暑さ厳しき折どうぞご自愛ください。

いつもありがとうございます。

おかげ様で4周年

謹んで御礼申し上げます。

今日7月3日は、このブログを開始してから最初の記事を書いた日でありました。

こう云うのは不慣れでアカウントを作るだけで2時間も費やしてしまったあの日から今日で4年。早いものです…。

 

樂しい事をしていると時間の流れが早く感じるのと同じかもしれませんが、氣樂なお一人様を日々愉しんでおりますと、それも尚の事かもしれません。

皆様に感謝

氣附けば讀者様の数も増え、記事に戴ける☆の数も少しずつではありますが多くなって參りました。

時に戴くコメントもとても励みになり、今や私の寶物であります。

取るに足らぬひっそりとやっていたブログでございましたが閲覧数も逓増しており、誠に以ってありがたい事でございます。

こうした充實した時を過ごせる事は本當に嬉しい事であり、これもひとえに皆様のおかげと思っている次第でございます。

日頃ご覧になってくださる方に感謝申し上げ、時に☆やコメントをくださる方に篤く御礼申し上げます。

本當にありがとうございます。

 

一人日々を暮らし、そこで發見した面白き事、氣附き、或いは興味深き事を忘れない様に綴って參ります、文字通りの備忘録でございます。

この瞬間の感謝を、次の瞬間の樂しみを忘れない様によく記しておきたき所存にございます。

嬉しい事、幸せな事を忘れない様に…。

人は「独り」ではいけませんが、「一人」の時は誰にでもあるのです。

そして一人でやらなければならない事があるのもまた事實です。

自分の事を自分で完結出來る、そういうものに、わたしはなりたい。

7月3日、今日蝉が鳴いた

夏です。和室です。

今年も例によって自室を和室の様に模様替え致しました。

1Kのマンションにお住まいでも夏はやっぱり和室で過ごしたいお年頃なのです。

そんな今日と云う日は私が今年最初の蝉の声を観測した日でもありました。

例年にも増して急激に厚くなって參りまして、蝉もとうとう鳴き出したのでした。

 

去年は7月13日に鳴いた蝉が10日も早くに鳴き出したこの夏の日を、この先訪れるであろう更なる酷暑の日々を憂いて記念すると共に、4年目を迎える節目を過ごしていたのでありました。

 

重ねて申し上げますが、皆様に於かれましてはいつも大変にお世話になり、誠にありがとうございます。

どうぞ今後とも何卆よろしくお願い申し上げます。

 

おお、今年は遂に7月3日に記事を書けたね!
えらいえらい!敬ってあげよう!!

それはどうも…。

(つ・ω・)つ う~やう~や
⊂(・ω・⊂)  ま~うま~う

……………。
何それ…?

うや舞いと云う舞いを踊っているのです♪

……………………。

しょうがないなぁ。偉いから誉めてあげよう!

こんなぶろぐにまじになっちゃって………とても嬉しく思います!

 

<記事本文 文字数1,111字!>