一人を楽しむブログ

孤独ならぬ御一人様を愉しむ為の備忘録。

オリヂナル甘酒作り

前回の記事にて、この夏の厳しい暑さを乗り切るために甘酒を愛飲している旨を書きました。

 

この夏はこれで乗り切る - 一人を楽しむブログ (hatenablog.com)

 

この折は市販の甘酒を賈って飲んでおりましたがこの程、酒粕を賈って自作するに至りました。

そして色々に鋭意研究中でありましたが、遂にオリヂナルの甘酒を完成させたのでありました。

製作工程

〽かぱっぱ♪るっぱっぱ♪

まずは何と言っても酒粕です。

勿論國産。かの黄桜です。

名脇役の皆さん

そして味附けに使う材料一式です。

通常は砂糖を使うところでありますが、ここでは沖縄産の黒砂糖の他にカナダ産の蜂蜜、そしてクエン酸を使います。

どれも疲勞恢復に効果のある物ばかりです。

練れば練る程、色が変わらないけど………美味いっ!!

まずは酒粕に少量のお湯を加えてよく練り合わせます。

そのままお湯に溶かそうとするとダマになってしまうので滑らかになる迄こうして練っていきます。

お湯を加えて溶かす

そこへお湯約700ml程を加えて弱火で加熱し乍ら酒粕を溶かしていきます。

蜂蜜を投入

酒粕が概ね溶けたら蜂蜜約80グラムを加えてよく溶きます。

蜂蜜が解けたら砂糖大匙3~4杯とクエン酸小匙1杯程度を加えます。

弱火で煮詰める

あとはよく混ぜ乍ら弱火でじっくりと煮ていきます。

材料を完全によく溶かすのです。

決して急騰させずにじっくりと熱を加えていくのが美味しく仕上げるコツの様です。

ラベル作り

その間にラベルを作ります。

カレンダーの裏にマジックで書いた、ごく簡單な物です。

瓶に入れて完成

ひと煮立ちさせ、粗熱が取れたら一寸お洒落な瓶に入れてラベルを貼附ければ完成です。

折角なので、こう云うところに少々手を加えてみると面白いのです。

 

この瓶は戴き物の黒糖焼酎が入っていた物です。

こう云うのは洗って再利用すると、なかなかに面白く便利なのです。

特徴

このオリジナル甘酒の特徴は、まずその風味にあります。

普通の甘酒と異なり酸味が効いているカルピスの様な甘酸っぱい味が特徴です。

 

強いて言えば、カルピスの日本酒割りの様な感じです。

勿論甘酒なのでアルコールは入っておりません。

夏の風物詩と共に…

冷蔵庫でよく冷やして戴きます。

折角なので心太と梨を一緒に出しました。

ちなみに私は心太は黒酢からし派です。

江戸の昔のファイト一發!!

暑い日にグビっと一杯やれば氣分もスッキリ、軆もシャキっとします。

夏に必要なのは榮養と水分と風情なのであります。

 

酒粕は發酵酵母をはじめとして蛋白質アミノ酸、ビタミン類の榮養に富んでいます。

しかも酒粕を使った甘酒作りは比較的容易であり、鍋1つで手輕に愉しむ事が出來ます。

更に各々工夫を凝らせばより巾廣くオリジナルの甘酒を作る事が出來るかと存じます。

 

疲勞、ストレスの多い現代社會だからこそ、酒粕や甘酒の魅力が今一度見直されるべきなのかもしれません。

クエン酸について

この甘酒作りに使ったクエン酸は以前、牛乳を乳酸菌と一緒に煮詰めて「カルピスもどき」を作った際や戰時中の史料からヒントを得たオリジナルカクテル「航空元氣酒」を作った際に使っていた物です。

疲勞恢復に効果が有り、蜂蜜や砂糖と混ぜて水に溶かすだけで即席の特製ジュースが出來るのです。

その他お掃除の際に油汚れを落とす用途でも拝借した事があります。

戰時中の榮養ドリンク

鳥渡ひと休みに元氣酒! - 一人を楽しむブログ (hatenablog.com)

 

何かとお一人様の生活を支えてきた、有ると便利なスーパー酸味料です。

食用の物は藥局やドラッグストアで手輕に入手出來ます。

私も大瓶で賈って、いつもお世話になっております。

余談

以上、記事の内容とは全く關係の無い事でありますが、實は今日8月18日は「私のお生まれあそばした日」でございまして、これを称して「誕生日」と言うのであります。

おかげ様で今日迄生きて參りました。

 

〽私は今日迄生きてきました♪

明日からもこうして生きていくだろうと~♪

 

…とか歌いつゝ、クウラ様の効いた部屋で眠りに就く事に致します。

この誕生日に際し末筆ではございますが、當ブログをご覧になってくださる方々に深く感謝を申し上げたき次第でございます。

どうもありがとうございました。

お世話になった皆様へ