前回、変わった食材を使って珍しい料理を作る事を書きましたが、なにも特別な物を用意しなくても樂しい食事を演出する一寸した物は工夫次第で幾らでも作れるのです。
そこで今回は「洒落の効いた料理」と云う献立を考えてみるのでありました。
ここで注意すべきは「お洒落な料理」ではなく「洒落の効いた料理」と云う事であります。
一寸した小ネタを交えた物を作ってみると面白いものです。
食材の「お題」を決める
何やら因縁じみた組み合わせですが、一つの例がこちらでございます。
かの世界的に有名な漫画の登場人物を思い浮かべると少々ニヤリとするトコロでありますが、この様に食材にネタを利かせるのであります。
ただ單に漫然と料理を作って食べるだけでは、いづれ飽き飽きしてしまうものでありますが、時にはこうして一寸したギャグの様な要素を取り入れてみると樂しいものです。
しかもそれでいて何か特殊な料理に仕立てようとしなくても良いのです。
簡單な料理でもそれ自軆が何やら特別な存在感を放ち、面白味を醸し出してくれます。
この「ブロッコリーとキャロット」ですが、こうして密閉した食器で以って電子レンジで加熱するだけで温野菜になります。
たったのこれだけです。至極簡便な献立です。
およそこれと云って特に何か特殊な料理ではないのですが、元ネタを知っていれば思わず笑みがこぼれる面白い献立になるのです。
こんな感じで何か「お題」を決めて或いはジョークの様な食材を用意するだけで日々の食事も面白味が出てくるのです。
その辺のお店で手輕に賈える物であれば尚結構です。
この「しょうもない事」を樂しむのが正解なのです。
くだらなさの中の面白さを日々求めて
洒落の一品 - 一人を楽しむブログ (hatenablog.com)
以前こちらの記事にて書きましたが、この樂しみ方を料理に応用したのでございます。
何事も少々の遊び心が有ると心にゆとりが生まれるものでございます。
食事を作る事もどうせ所謂「家事」なのでありますから樂しんでやった方が宜しいのです。
この鍋物も使った食材が「バーダック」に「ラディッシュ」に「キャロット」ですから、ピンと來る方も多い事と存じます。
これを「ご飯」の上にかけて食べれば、これがホントの「親子丼(祖父の代から3代渡り)」と云う訳でございます。
日々を樂しむにはこうした「しょうもない事」を見附けて實践してみるのも宜しいかと存じます。