前回、ミンティアの容器に少々の細工をして樂しんでおりましたが、今回はその續編でございます。
シールの材料が余ったものでございまして、今度は色々な錠菓の容器のパッケーヂを弄ってみようかと存じます。
パーソナルコンピューターとカラープリンターが有れば、こう云う物は工夫して要領を掴んでしまうと、どんどん作れるものであります。
因みに私はこのシールを「MicrosoftのWord」で作成致しました。
もしも現在でも印籠が實用されていたら…
葵の御紋ではなく、我が家の抱き茗荷でありますが、それっぽい物が出來ました。
これはクロレッツのタブレット菓子が入っている金属製の容器でございます。
單にシールを貼附しただけでありますが、コレがどうしてなかなか面白い仕上がりになるものでございます。
言う迄も無く、中身はその時々で好きな物を入れられます。
元々印籠は藥を持ち歩く用途で使われていた物でありますれば、現代に於いてもその用に供する物として實用に足る物であろうかと存じます。
常用している藥が有れば、コレに入れておくと何かと便利です。
(個人的には粒ガムや仁丹なんかを携行する際に便利かと存じます…)
今は何かと口臭のエチケットが求められるご時世でございますれば、こう云う物に入れて取り出しますと少々お洒落かもしれません。
自分の紋を知ってみると…
家紋は自分のシンボルマークとなり得るものでございますが、歴史を重ねた由緒有るものは知っておくと何かと面白いものでございます。
武家の出身でなくても家紋をお持ちの方は大勢いらっしゃいます。
江戸の商家や職人さんは商標や社章の様なロゴマークとして、お百姓さんはその土地や部落の謂わばシンボルとして、或いは名の有る名家の関係者、類縁や末裔として用いていたりと案外広く普及していた様であります。
少し調べてみると面白い發見が有るかもしれません。
何人かの友人はご自分の家の紋をご存知であるので色々作ってみましたが、一寸したプレゼントに結構喜ばれるものです。
背景も工夫してオリジナルの現代版印籠なんかを持ってみるのもまた一興であります。
さて、まだまだシールの材料が余っておりますので、また何か作るやもしれません。
それはまたいづれの機會にかと存じます。