一人を楽しむブログ

孤独ならぬ御一人様を愉しむ為の備忘録。

季節の模様替え

愈々師走になりにける今日この頃ですが、木々の色合いも見事に色附き、或いは散り始め、何とも風趣に富んだ時節でございます。
さて、そんな時期なのでありまして我が便所もいささか模様替えを致した次第でございます。

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移り変わる季節を大切に…。

以前、御紹介したシスタンク上部の造作です。鹿威しも健在であります。

マリオらしき物が後ろに有りますが、お氣になさらず……。

夏季には青々とした笹の造花を飾ってあった場所も紅葉の造花に変える事で秋から初冬にかけての風情を愉しんでおります。
最近は100均ショップにも色々な造花が賣っているので何かと便利であります。

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べん子ちゃん

以前はトイレ美化の為にフリーザ様の色紙を掲げておりましたが、最近になって某電力會社のマスコットをしていた方をモデルに描かせて戴きました。
どうも彼女はお仕事を退職されたと伺いましたが、今頃どこで何をしているのか少々氣になるトコロであります。

 

便所に入った時に真っ先に目に入る物でありますので、時々この色紙も変える事で変化を愉しんでおります。

風情と変化を感じる心

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バルコニーからの景色も…。

移り行く季節、日常のさり氣無い変化。
そうしたものを愉しむ事が出來ると一人をもっと愉しめる様になりましょう。
いつも同じと云う状況は落ち着きをもたらす反面、飽きを招く事もよく有る事であります。
日々急激な変化を求めるのも人によっては愉しみでもある場合が有ります。
しかし、すっかり飽きてしまってつまらないままの状況は改善の余地がございます。

 

無理の無い範囲、自分の出來る事だけで良いので、どんな些細な事でも「メリハリ」と云うものを得られる工夫が必要になる時がございます。
その一つの手段に「何かを少し変えてみる」と云う方法がございます。

 

カーテンや繪、小物等お部屋に飾ってある物を変えてみる、或いは思い切ってお部屋全体の模様替えをすると云った事はとても有効であります。
そうした物は意外にも目に入り易くなります。目に入ればその都度違いを愉しめるかもしれませぬ。
この違いを愉しむ心が日々の何でもない日常を樂しく過ごす上で何らかの助けになるものであります。

 

しかし乍ら、その変化をつける作業は何かと面倒な事でもありましょう。
そこで究極の変化と云うものが何の準備や手間をかけなくても容易に手に入るのであります。
それが「季節」と云うものであります。

 

幸福な事に、この國には四季が存在します。
これはとてもありがたい事なのであります。特に自分が何もしなくても勝手に変わっていくのでありますから、この変化を愉しまない手はありませぬ。
しかも、常に変化すると云う事はいつもいつもそこにあるものではなく、それを見るには時節的な制限のあるものでありますので、どれもそれなりに価値の有るものであります。
同じ様なものは1年經たなければ見られないのでありますから。

 

 

日々の暮らしは氣附き難いところで変化に富んでいるのであります。
「四季折々の風情」と形容してしまえば一言で濟みますが、暑くなったり寒くなったり、木々の色合いが変わったりと何かしらの変化は感じる事が出來ると思います。
その変化に面白味を感じるには、それなりの要領が必要になるかもしれませぬが、まずは「変わった」と云う事を認知するところから始まるのだと思います。
それがやがて「何がどう変わったか」を感じる様になり、その違いから美しさや情緒等の何かの価値を見る事が出來るかもしれません。
それが或る種の「心のゆとり」につながれば、もうしめたものであります。

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違いを知る人の、上質のひと時…。

なにも風流人を目指さなくても宜しいのでありますから、珈琲でも飲む様な感じでお氣輕に…。