住環境は生活全体に大きな影響を及ぼすのであります。
然して、是を自らの愉しみに適合さすには或る程度の工夫を要するのであります。
何をする氣だ!?
お部屋をカスタマイズしようと思って!
もう少し簡単なトコロから始めたらどうだ?
簡単なトコロ?
そうだ。例えば…
●好みの家具を揃える
●部屋に合うインテリア用品を備える
なーるほど!
自分のお部屋のテーマに合う物を揃えるだけでもフインキがだいぶ違ってくるね!
その通り!
手軽に自分好みの空間を演出する方法だ。
でもやっぱり…
●壁紙を好みの物にする!
●部屋全体の雰囲気を変える!
●DIYで造作を造る!
こんな事やってみたーい!
やるのは結構だが、色々と氣を附けねば厄介な事に成るぞ。
賃貸でも出來るDIY
DIYと云うものには数多の事例がございますが、それらの中には持ち家であれば問題無くとも、賃貸住宅には不向きのものが割と多くございます。
賃貸は持ち家と違い、いづれ貸主に返さなくてはならないのでありまして、その際には「原状回復」と云う事が発生致します。
即ち、部屋を元に戻して貸主に返す事であります。
要するにDIYをしても賃貸住宅に住んでいる場合はちゃんと痕を残さず元に戻せる様に造らねばならぬのだ!
ふ~ん…。
だから冒頭の挿絵の様な事は、よくよく注意せねばならんのだぞ!
うぅぅ~…。
全く、何も知らないと云うのは危ないものだ!
もう少しで退去時にトラブルになるトコロだったのだぞ!
も~~~!!
(すちゃっ)
…それはそうと、賃貸じゃDIYはムリなの?
………。
(何だ今の「すちゃっ」って云うのは…?)
細心の注意と工夫に因り、或る程度のDIYなら可能なのだ。
この限られた範囲内で自分の空間を演出する事は意外にも面白いものだぞ。
賃貸での鉄則
ではどの様にすれば宜しいのか、退去時に発生する原状回復を極力減らすには概ね以下の点への留意が必要と思われます。
●画鋲よりも大きな穴を開けない
●糊を使って貼物をしない(シール・テープを含む)
●クロスを張っていない部分及び天井は一切弄らない
●傷になる恐れのある物を使う場合は先ず原状を充分養生する事
う~ん…、難しいなぁ…。
簡単に言えばこうだ。
造作は置くだけ、若しくは留めるだけ!
賃貸部屋の特徴
賃貸住宅の部屋の多くは洋間でありますが、しばしば和室の物件がございます。
當ブログでは洋間を前提に記していく事に致します。
その賃貸部屋は概ね下図の如き特徴がございます。
なんか飾り氣が全然無いんだね。
そうだ。
強いて言えば、量産型の部屋とでも言うべきで特徴など無いに等しいのだ。
どうしてみんなこんな感じなの?
これが借主としても貸主としても無難な造りだからだな。
そっか~。無難である以上、個性も無いんだね。
時々、御洒落な内装の物件も出てきますが、概ねこの「白クロス+木目調の床」が基本であります。
この無きに等しい特徴を持つ部屋を謂わば「素体」として手を加えていく訳だ。
こうした「量産型」であるが故に様々なカスタマイズの可能性が有るのだ。
ガミラスのデストロイヤー艦!
ガンダムに出てくるザクやジム!
国鉄の103系電車!
…ま、そんなトコだな……。
お部屋のコンセプトを考える
先ずは部屋をどう云う感じにするかを考えましょう。
具体的にどうするかは後回しに致しまして、先ずは全体的に御自身の好む空間をイメージすると宜しいかと存じます。
例えば…
●何と言っても和室!
●ファンシーでメルヘンな感じの部屋!
●アメリカンカントリー風!
●北欧風!
●秘密基地みたいに!
●モダンでシックな感じに!
●勿論、原状の儘シンプルに!
何でも宜しいのです。折角の一人暮らしなのですから御自身の趣味を全開にしても大いに結構であります。
イメージが決まりましたら、それを再現するのでありますが、原状と全く異質なものを総て実現さす事は無理と云うものであります。
あくまでもイメージであり、原型有りきの改造であります。
部分的にも可能な範囲内で再現していくのであります。
今后順次私なリー…の事例を挙げられゝばと思います。
何かのご參考になれゝば幸いに存じます。
御一人様を満喫する自分だけの空間でございます。
大いに愉しもうではありませぬか!
後半へ~続く!