さて問題だ。
家の中で誰もが一度は必ず見る部屋はどこだ?
うーんとね……。んとねー…。
押入れ!!
………。なんで…?
なんかアイテムが有りそうで氣にならない?
なんとなく開けてみたりしないかな?
しません!
そんな勇者みたいな事をしてはいけません!!
正解は玄関だ。
なるほど!ドアを開けてすぐ見える所だもんね。
その玄関をお洒落にしておくと何かと面白いぞ。
出掛ける時やお部屋に帰ってきた時とか樂しいフインキになるといいよね!
うん。それに來訪者を樂しませる事も出來る。
第一印象って大事だもんね。
そうだな。人間も部屋も第一印象が大事だって事だな。
部屋を入った第一印象が良いと部屋全体が良い空間に思えるかもしれん。
そうなったら樂しいね!
…と云う訳で、玄関は部屋を入って最初に目に入る場所にして誰もが必ず通る場所でございます。
謂わばお部屋の第一印象と言っても良いでしょう。
また、部屋を出入りする以上必ず見る所でもあります。
今回はこの玄関をカスタマイズしてみようと思います。
折角の自分の部屋の玄関ですので、やはり自分の趣味を全開にして日々目にするこの空間を大いに愉しもうと思います。
玄関を愉しく
私の部屋の玄関は日本庭園をイメージして玉砂利を敷き、飛び石の要領でガーデニングブロックを置きました。
玉砂利はフロアタイルやクッションフロアと違い、形状を問わずに敷き詰める事が出來るので便利です。
万一、他所に引っ越す事になっても新居で使えます。
多くの1K物件の場合、玄関を開ければ直ぐに台所が在り、部屋全体も丸見えになってしまいます。
しかし、この部屋の間取りは玄関がカギ型になっており、壁で区切られております。
これもこの部屋で氣に入っている箇所です。
この壁はドアを開けて真っ先に飛び込んでくる物でありますので、この様に100均ショップで賈ってきたザルに麻紐を通して壁に掛けられる様にした「額縁」を作りました。
こう見えても高校時代の選択科目は書道だった私ですが、筆ペンで時々この様に書画をしたためてはこうして貼っておきます。
時節の面白い繪や氣に入った文言、座右の銘なんかを貼っておくと玄関を出入りする度に目にするので樂しい氣分になれます。
玄関の片隅にはこの様に鳥渡したアクセントを用意しており、その時々で小間物を置いたり、香皿を使ってお香を焚いたりすると玄関もより上品になります。
尚、夏季には蚊遣り器のミニブタ君が鎮座しております。
何かと臭いのこもる玄関でありますれば、こうして消臭に氣を遣っております。
この部分はホームセンターで造園用のピンコロ石(1個70円位の物)で囲いを作り、その中に100均ショップで賈ってきた人工芝を敷き、同じく100均ショップで賈った笹の造花を飾っております。
玄関廻りの壁紙も雰囲氣に合う様な物をホチキスで貼っております。
(詳しくは「お部屋のカスタマイズ(後篇)」をご覧ください)
また玄関には「のれん」を垂らしております。
アクセントと同時に目隠しの用途もあり、中々にして有用であります。
製作法
玄関が面白いと、そこを通るだけでも樂しいフインキになれるね。
うん。
そしてこうした小さな樂しみの積み重ねが一人を愉しむ上で重要になってくるのだ。
でも、どうやって玄関をカスタマイズしたらいいんだろ?
基本的な方法は以前記した「お部屋のカスタマイズ」で述べているが大切な事は賃貸住宅の場合、原状回復を視野に入れて造作をしなければならない事だ。
ちゃんと元通りに戻せる様にするんだね。
そうだ。
原状を傷めない様にするのも忘れてはならんぞ。
詳しい事柄は次回にしよう。