最近は涼しい日が續いており、昨今信じ難い事にクウラ様を全く使わない日もある位です。
私のお部屋にはずっと昔からある平成9年製の扇風機(通称・ファンファン大佐)がクウラ様に成り代わり涼風を送っておられます。

狭い1Kのマンションですが可能な限り風情を大切にしております。
お部屋のテーマは「田舎の家」若しくは「昭和の木造アパート」です。
奥にあるテレビもこの通り。

16インチ迄の液晶画面に装着可能です。我乍ら良い物を作ったと思っております。
ちなみに視聴しているのは懐かしの『加トちゃんケンちゃん』
VHSに録画した数少ない生き残り。少々ノイズが掛かりますがまだまだ充分視聴可能です。
NHKの集金員を苦笑させた地上デジタル放送の映らないテレビ。
これは懐かしいビデオを観る為にあるのです。
涼しい日の午后は…
さて、久しぶりにクウラ様ではない天然の涼風が窓から入ってきます。
窓を開ければ溢れんばかりの蝉の鳴き声と共に、その空氣にはどことなく懐かしい夏の香りがするものです。
日頃の猛暑の疲れが出た様でしたので丁度お休みの一日に思い切ってお昼寝をする事に致しました。
それもいつも事務所等で摂っている仮眠ではなく布團を出しての本格的なお昼寝です。
こんな事をするのは久しぶりであります。然して本氣でお昼寝をするのです。

窓から吹き抜ける風、蝉の声、そして扇風機のカラカラと云う音…。
蚊帳の外では愛用のミニブタ君が蚊取り線香を黙々と焚いております。
嗚呼、懐かしきは夏の香り。
折角のお昼寝なので夢見心地で眠りに就きたいものです。
子供の頃に田舎の家で過ごした、あの頃を思い出します。
都心の1Kマンションでも夏の情緒を愉しみたい
世間では丁度お盆休みと呼ばれている頃合いであります。
どこかへお出掛け或いは帰省されている方も多いのではなかろうかと存じます。
そんな中で遠き昔に思いを馳せてお部屋の雰囲氣を再現してみると自室に居乍らにしてリフレッシュ出來るものであります。
人の住まう所には、やはり「雰囲氣」が大切なのです。
フローリングには茣蓙を敷き、簾等の各種調度品を配していくと工夫次第で懐かしく心の底から落ち着いたあの空間を幾らかでも再現出來るものであります。

昨今、冷たく無機質的な物で溢れる日常。
自然環境も愈々過酷になりつゝある中、我々の出來る事はあまりにも極小なるものであります。
然らばこの涼しき日にせめてものさゝやかなる取組で心身の疲れを癒さんと欲すのであります。
或いはそれはイマドキ社會に於いて各人に求められる事かもしれません。
自分の最も居心地の良い空間
これが所謂「住居」に求められる事だと思います。
この狭い洋間の1Kマンションでも、今は懐かしく温かな私にとって最良の空間です。
今や失われつゝある昭和の面影、そして田舎の記憶を呼び覺ましてゆっくりと休む事に致しましょう。
安眠の秘訣は或いはこう云うところに有るのかもしれません。

遠雷が聞こえ俄かに雨が降って參りました。
雨音を聴き乍ら眠りに就くのもまた風流です。
愛用の寝間着(国鉄の浴衣)を着て暫し夏の風情に浸ります。
樂しかった子供の頃の懐かしい夢が見られます様に…。
參考記事
hitoria-juvey-ucchiyi.hatenablog.com
1Kマンションでも出來る蚊帳の吊り方です。