随分前にブログに掲載したRPGツクールの記事がいつの間にかブログ内の注目記事になっており、大変恐縮致しております。
あんなふざけた内容のゲームなのに見てくださった方々、誠にどうも恐れ入ります。
實はあれからまた細々と製作を愉しんでいるものでございまして、何人もの主人公達がイベントの組みミスによって發生したバグの中に落ちていくのでありました。
最早、完成を目指しているのではなく作る事自体を愉しんでいるのであります。
今後とも時々製作せし内容を載せていこうかと存じます。
そこで今回は先日の記事にて紹介していなかった「敵キャラクター」について、いさゝか口状致す次第にてございます。
無礼の段、平に御容赦……。
ゲーム制作で最も樂しい作業
實は敵のキャラクターを作るのはRPGツクールでは一番好きな作業です。
戦斗が單調にならぬ様に、色々と駆け引きが出來る様に、どんな弱い敵キャラクターにも必ず個性を考えてございます。
また、ボスを始めとするどんなに強い敵キャラクターにも必ず明確な弱点を設けており、低いレベルでも攻略法を探る樂しみを残す様に心掛けております。
パソコンのツクールは自分で描いた繪を使う事が出來るので面白いのです。
このツクールが出た際は夢中になって色んな物を描いたものでした。
それは今も同じで、のびのびと描いては樂しんでおります。
そんな敵キャラクター達でございますが、比較的自由にデザイン致しております。
中には物語の世界観から大きく逸脱した変なモノが出てくる始末ですが、それはそれで無味乾燥としがちな或る種の「ワンパターンな登場キャラクター」に彩りを添えるものでありますので、必要枠かと存じます。
そこで、自作のゲームに出てくる個性豊かで比較的イカれた敵キャラクターの幾つかを見てみる事に致します。
奇妙奇天烈摩訶不思議な敵キャラ達
必ずこの組み合わせで出現して「ビッチ」の方が色目や誘惑でこちらを攪乱してきては「マッチョ」が強力な物理攻撃を仕掛けてきます。
二人とも雷が弱点なので、それで攻めれば簡單に勝てます。
同じく海に出現する敵キャラクター。モデルについての詳細は割愛します……。
触手を伸ばしては味方を動けなくしてスミでメクラ(いわゆる暗闇状態)にしたり誘惑で乱心(いわゆる混乱状態)させては「アッー」と云う間に即死の攻撃をしてくる難敵です。
女性キャラクターでも構わず喰っちまうので危險なのです。
火と雷の属性弱点を突くのがセオリーであります。
何かが色々と間違っている女王蜂と人面犬。
縄で拘束してこちらの動きを封じてきます。女王ですからね、仕方無いね。
二人とも火が弱点です。
同じく、色々間違っている山姥。
まともに斗うとかなり強いのですが、「エサ」を投げると簡單に行動不能に出來るので、その隙に攻撃したり逃げられます。
こう云う恰好の人、最近見かけなくなりましたね……。
こちらも何かが色々間違っている地縛霊。
表情から察しが附くかもしれませんが自爆してきます。
色違いに「お岩さん」がいるみたいです。
霊体なので物理攻撃が効きませんが「お札」を使うと必ず即死します。
最近、規制か何かでめっきりこう云うキャラクターが減りましたが、自作のゲームなのでお構い無しの様です。
数巡置きに釜の中に籠ってしまいますが、釜から出てくると体力等が全快しているので厄介です。
實は釜に籠っている間は数巡間何もしてこないので、その隙に逃げられます。
デザインは惡くないが、攻撃ヒット時に一瞬出るシルエットがアウトらしいです。
はて、何の事か私には解りませなんだが……。
どうやらキノコの妖怪が化けている姿なのですが妖術で攻撃してきますので技を封じてしまえば簡單に勝てます。
環境の良い土地に住み着き、周辺に住む者達を洗脳しては適當な夢を求めている人に高く賣るのを仕事にしている男。
ボスクラスの強敵ですが、長期戰に持ち込むと何故か突然消えてしまいます。
上記のネズミが棲息するエリアの水辺に出現する淡水魚です。
かの「シーマン」の如くこちらを挑發してステイタスを下げてきますが、やはり数巡經つと突然消えてしまいます。
小枝女と書いて「こえだめ」と讀みます。便所とウンコの擬人化です。
最近、そう云うのが流行っていると聞いたので作ってみました。ちゃんと可愛い少女にしたので文句は無いかと存じます。
小枝女を倒さないとすぐにオトシモノが復活するので、彼女を先に倒す事が肝要です。
本當は「乗合自動車」のバスにしようかと思ったのですが、鳥取市営様に失礼なのでお風呂の「バス」にしました。
イマドキ珍しいバランス釜で砂丘の在るエリアに出現するシュールな奴です。
「バス」なだけに「ガス爆発」で味方全体に大ダメージを與えてきます。バランス釜の空焚きは危險ですからね、仕方無いね。
いつでもくだらない事を思い附く頭脳
この「しょーもない」キャラクター達を日々思い附いているのでありますが、こうした何も無いトコロで勝手に樂しめると云うのは實は日々の暮らしにゆとりを生み出すものかもしれません。
昨今のストレス社會に於いて「何かくだらない事を考え附く」事は或いは心を豊かにして日々を安穏に過ごす秘訣なのかもしれません。